るり子の日記


おうちがすき

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■2017年09月17日 講演ご案内
先頭に来るように、未来の日付にしています。
9月の名古屋と新潟での
公開の講演案内を載せました。
左の「日記」の2つ上、
LECTURE INFO をクリックして、
どうぞご覧下さいませ。
■2017年08月24日 指相撲つなぎ
子どもの高校の先生が「ここの親は保護者面談に夫婦で手つないでくるん
ですよねー」と生徒にぼやいていらした。指をからませて手をつなぐのを
「恋人つなぎ」と言うんだって? うちは「じじばば転倒防止つなぎ」だ
なとおとんに言ったら「どっちがいい?」。いつもと違う、親指を押さえ
込むつなぎ方をされて初めて気がついた。指ずもうで「自分が勝つ」つな
ぎ方が断然いい。意識するとますます「勝ち続けねばならん」気持ちにな
って、しばらく指ずもうで戦っていた。今後も転倒防止に助け合う所存。
■2017年08月23日 週刊 DUDIKO 311
子どもに本と出会ってほしい理由

 昔、なにか活字媒体の取材を受けたとき、幼児を持つお父さん編集者だ
か記者だかに、こう尋ねられた。「子どもに絵本の読み聞かせをしてやっ
た方がいいとわかってはいるが、なかなかしてやれない。そんな親を納得
させられるような、絵本よみのメリットを教えて欲しい」。
 「メリット、うーん、メリットですか。それは考えたことないです。自
分が楽しいから読んでいるだけで。ただし、楽しくない絵本も多いです。
ぜひ大人の鑑賞に堪える美しい絵本を選んで下さい」と答えたのを覚えて
いる。
 その時はこれでも「よかった、大人の対応ができた」と思ったのだった。
なぜなら質問者から、「『メリット』と『私の貴重な時間とその労苦』を
はかりにかけて、もしメリットがまされば、子どもに絵本を読んでやらん
でもない。だから、さあ、私を納得させてみなさい」と言われたように思
ったからである。ほんとうの私は、心の中でこう言っていた。「『子ども
の相手をしてやらねばならない時間のことは、自分にとってのデメリット
としてカウントしています』『それを上回るメリットがなければ読みませ
ん』というなら、別に無理して読んでもらわなくても、私はいっこうに構
いません」。ガキだなあ。恥ずかしい。
 日本キリスト教団出版局の月刊紙「こころの友」に、翻訳家の小宮由さ
んによる、「子どもにたのしい本と出会ってほしい12の理由」というエッ
セイが連載されている。「読まんでよい」と切り捨てて、思考をやめてし
まった私と違い、大人に本を読んでもらった子どもの幸せについて、丁寧
に解き明かされている。
 9月号で、6つめの理由まで学ぶことができた。なるほどなあといつも思
う。今回の理由は「新たな言葉を獲得できるから」。幼児の言葉の獲得は、
漠然とした自分の経験を、言葉として認識することでなされる。絵本で覚
えた豊富な言葉を使って自分の気持ちが相手に伝えられるようになれば、
泣きわめいたり、怒って手を出すようなことも減り、心の平静を保てるよ
うになるのではないか(要約松井)。
 結論を急いだ私の要約では、味わいが消えてしまっているのだが、今号
に触発されて「あっそうだ、もしかしたらこれも『子どもに楽しい本と出
会ってほしい理由』に数えていいのかな?」と思えることがあったので、
自己流のつけたしを書いてみる。
 それは、「楽しい本と出会えば、自分でも『おはなし』をつくりたくな
るから」。
 4階建て公務員住宅の4階(公務員住宅の場合、エレベーターがつくのは
5階以上の建物という規定があるそうで、うちにはなかった)に住んでい
たとき、低農薬野菜の「八百屋のそうべいさん」の移動販売車が、毎週来
ていた。家には幼児が3人いて、そう頻繁に買い物に出られないので、大
抵いつも利用していた。子どもが回らぬ舌で、こんな「決まったひとりご
と」を言っていた。「しょーべーしゃん、来ましたー。かいだん降りてー、
走ってー、ほうれんしょ買ってー、ぶっかん(みかん)買ってー、おうち
帰った」。
 何歳だったのかな。長くしゃべっているようで実は、二語文の連なりで
しかないことを鑑みると、そう大きくはなさそうだ。いつもほうれん草と
みかんしか買わなかったわけではないけれど、彼の中ではこういうことに
なっているんだな、と面白かった。
 それから、そうべいさんが「今日はもうお客さんは来ないな」と車を出
してしまわないうちに、急いで行かなくちゃと、手すりにぶら下がるよう
にして、短い足で一生懸命4階分の階段を下りるのが、「かなりの大仕事
なんだな」というのもわかった。地面に降りるなり走り出したいほど、彼
がこの小さなお買い物を、楽しみにしていることもわかった。
 それよりなにより、当時彼が愛読(音読は私だが)していた『ちいさい
きかんしゃ』や『ちいさいしょうぼうじどうしゃ』(ロイス・レンスキー、
福音館書店)と同じ形式で、彼自身の体験を「定型の言葉」によって何度
も繰り返しなぞりたがっていることがわかって、面白かった。
 おはなしつくりはきっと、体験の主体である自分を客観視することにつ
ながるだろう。それは小宮氏の曰く、子どもが「落ち着き」や「心の平静
」を保つことに、やがて通じていくような気がする。
 そしてまた、30過ぎた彼の幼い日の言葉を、こうして今も私に蘇らせ、
幸せだった時間のまっただ中に、ぽーんと連れて行ってくれる。今だって
充分幸せに過ごさせてもらっているけれど、「人生最大のドーラク」(某
児童書出版社の元編集長氏の弁)である子育てにまさる幸せはない。
■2017年08月22日 でもちゃんとハッピーエンド
『パパのメールはラブレター!?』は、メールと日記と手紙で構成されてい
る。いつも先生に叱られていて、あんな奴少年院に入ればいいと思われて
いて、トレーラーハウスで暮らしているジョニーが、優等生のヒロインフ
ランキーにくれた手紙が素敵だった。誤解を解くための実用の手紙なのに、
実にみごとなラブレターで、この子がどんなに優しいかわかる。それなの
に子どもたちは「先生が嫌っている子」のことを、それはそれは露骨に嫌
い、恐れ、警戒し、いびり、こづく。人間社会もネズミと一緒なんだな。
■2017年08月21日 社会的生き物
児童文学は、ちゃんと幸せな結末になるよね!と信じて読めるから好きだ。
メアリー・アマート『パパのメールはラブレター!?』徳間書店が楽しかっ
た。でもショックだったことに、繁殖オス、兵隊、雑用係、女王等階級の
あるハダカデバネズミの群れにも、いじめがあるのだって。女王が一匹の
メスをいびるようにこづいたら、他のネズミたちも付和雷同して迫害した。
そのメスはトイレ部屋にこもるようになり、食べることも寝ることもやめ
て死んでしまった。理由は群れで生きる動物は一匹では生きられないから。
■2017年08月20日 生きている国重文
家にほど近いところに、国の重要文化財があると知って、行ってみる。御
門のところに案内板があったが、庭に入ってみると、明らかに住んでいら
っしゃるご様子。そのまま帰ってきた。後日、市の文化財課に尋ねると「
見学は可能だが、あくまでも御当家のご厚意で可能というだけ。事前に予
約を取って行くのがお薦め。電話帳にも載っている番号は×××」とのこ
とだった。考えてみて、やめた。生活の場を知らない人に見学されたい人
などいない。見学用の史跡は他にいくらでもあるから、そちらに行こう。
■2017年08月19日 豊田城
豊田城は6階までエレベーター。7階には階段で。素晴らしく広々とした美
しい田んぼが広がっていた。暴れる河川をなだめて新田を開墾した人たち
の展示があった。ここは一昨年の水害で鬼怒川の堤防が決壊し、小貝川ま
での一面泥をかぶったところでもある。そこがもうこんなきれいな田んぼ
になって、稲穂が輝き始めているなんて。ご飯をだいじに食べようと思っ
た。6階には地元の文学者、長塚節の資料館もある。節の生家の御門まで
行ってみた。茨城県映画『長塚節 その生涯と作品』昭和31年も見てみた。
■2017年08月18日 お城前の産直屋さんもいい
最初に遠くから豊田城を見たとき、ラブホかと思ったのは私の目が曇って
いる証拠で、実は図書館の入った常総市地域交流センター。普段は400円
の観覧料が要るが、9月30日まではリニューアルオープン記念で無料。し
かも10日までは近代美術館から借り出した、ミレー、ゴッホ、ピサロなど
絵画10点が見られる。展覧会はいつもたくさんの絵をささーっと眺めて、
2回目に好きだったのだけを見て、もうへとへと。10点だけをこんなにゆ
っくりじっくり見たことはなかったと気付く。展示法はシュールだった。
■2017年08月17日 他人と思えん
あまり資料が残っていないせいか「つくばのエジソン」たら「つくばのダ
・ヴィンチ」たら、みんな好きなこと言ってるのがオカシイ伊賀七さん。
穴あき銭の寛永通宝を648個使ったそろばんで、抜けなくて困っていた杭
をどう引いたらいいか計算して人助けしちゃう…ってかっこよくね? 在
りものを使って要るものを作って実際に使うところがいい。人力飛行機を
作ったけど飛行許可が下りなくて断念とか、自作木製自転車を乗り回して
いたとか、からくり人形に酒や豆腐を買わせていたとか。まるでおとん。
■2017年08月16日 週刊 DUDIKO 310
絵本のテキストの長さ

 龍ヶ崎歴史民俗資料館に行ったら、屋外に機関車が展示されていた。機
関士席に乗りこんで、窓を開けたり、ハンドルを触ったり、蓋を開けたり
できた。炉には石がたくさん入れてあって、それが石炭でないことは、私
にも解った。小3まで、学校は石炭ストーブだったからね。でも機関車の
各部品については、いまひとつ役割がわからない。うちに帰ったら、絵本、
『ちいさいきかんしゃ』でおさらいしなくてはね。
 1940年ロイス・レンスキー作、71年福音館。開いてびっくり。長い! 
ページ数は48。普通は32ページでできている。なぜなら、大きな紙を2,4,
8,16と4回折ったときに、紙の両面で32ページになるからである。普通の
単行本も、32ページを「1台」と数えて、8台の本(256ページ)とか、7台
半の本(240ページ)とか言う。つまり16ページの倍数になっていること
が多い(見返し紙を兼ねていることもあるからそれも数えてね)。
 ページ数だけでも通常の1.5倍。今試しに読んでみたら、9分かかった。
絵を見ながら説明していたら、もっとかかるだろう。こんな長いのを、幼
児に何度も読み聞かせてやっていたのだなあ。よく聞いてくれたなあと、
今さらながら、子どもたちに感謝する。
 絵本のテキストの長短は、今「小学校のよみきかせに許された20分のな
かに、どう入れ込むか」で決まるように思う。20分間に1冊だけだと、そ
れが好きでなかった子に悪いから、2-3冊でないとね。内容はその学年に
ちょうどいいのをね(『ちいさいきかんしゃ』は、「幼児向け」というこ
とで、まず選ばれないだろう)。導入に手遊びかなぞなぞも入れたいから、
長くないのをね。
 となると、短いほど、取り上げやすい。となると「小学生でもこの長さ
のテキストを読んでもらう。幼児ならもっと短くないといけないのでは?
」というような基準が上から降りてきて、ますます短いものがよいという
ことになるのだろう。
 だから、1冊9分の幼児絵本など、「長すぎ」「古いから仕方ないけど」
の範疇に入れられてしまう。でもほんとにいいの『ちいさいきかんしゃ』。
ヘッドライト、えんとつ、かね、すなだめ、じょうきだめ、きてき、ボイ
ラー、どうりん、かしつ、きかんこ、てんしゃだい、たんすいしゃ、きゅ
うすいとう、すいそう、きゅうたんだい、とい、こにもつ、ゆうびんしゃ、
れんけつ…。ひらがなだけではちょっと考え込んでしまう専門用語が遠慮
なく出てくる。だから、乗り物好きにはたまらないのだ。速い、かっこい
い、すごいと言った抽象的な言葉だけでは満足しない、ちゃんと役割や仕
組みを理解したい乗り物好きにとって、こうでなくちゃの具体的な説明が、
遠慮なく成されている。
 今日は「ちいさいまちえき」から「おおきいまちえき」に往き、明日は
「おおきいまちえき」から「ちいさいまちえき」に戻る。そんなのどかな、
でも安全確認や時間厳守の欠かせない、技術のいる仕事だ。それを楽しん
で、誇りを持って遂行する、スモールさんとショーティーさんとリトルさ
んのお話。表紙と見返しが茶色と黒の2色刷、本文は墨一色の小さなこの
本の中に、完結した世界がある。精巧なスノーボールをひっくり返して、
雪を降らせながら、中をのぞき込むような気持ちになる。
 熱心にこの絵本を眺めていた坊は、名鉄各務原線の「あかでんしゃ」は
いつも一番前に乗りたがり、運転席の窓に張り付いて、食い入るように眺
めていた。岐阜の路面電車、通称チンチン電車の、開放感のある運転席は
特にお気に入り(こちらはそう何度も乗れなかったが)。
 圧力鍋を買ったとき、とても喜んで、「白手袋貸して」と言ってきた。
あ、わかる。軍手じゃないよね。木綿の薄い白手袋だよね。持ってるよ。
出してやると、「ぱつん、しんこっ(出発進行)! じょうきべんをひら
け。しゅっしゅっ! しゅしゅう!」という、絵本に出てきたかけ声と共
に、坊の圧力鍋蒸気機関車が、動き出すのだった。
■2017年08月15日 飯塚伊賀七
自転車で筑波山に登る夫が、周辺の史跡にも興味を持つようになり、平沢
官衙(かんが)遺跡の売店でいい本を見つけたけれど、チャリで運んでく
るのはだるいから車で一緒に買いに行こうと言う。いいよ。その本『茨城
県の歴史散歩』山川出版社を片手に、飯塚伊賀七の建てた五角堂を見てか
ら、中にあった和時計の模型を資料館に見に行く。谷田部図書館の3階で、
見たい人は鍵を開けてもらわないとダメ。開けてもらった。とっても楽し
かった。どうぞお子さんといらしてね。夏の自由研究はこれでばっちり。
■2017年08月14日 岩波現代文庫石井桃子コレクション
「歴史とは、あいだにセメントも使わず、鉄筋も通らないブロックの積み
重ねのようなものではなく、たとえていえば、あるとき、ある場所にある
色がおかれる。その色は広がり、輝き、やがて、色あせ、そこにまた別の
色が乗り、はじきあい、まじりあい、重なりあって、そこにある積み重ね
ができるのだ、と思えた。サトクリフの小説で驚くことは、そのはじきあ
い、重なりあいの時代を、そのころ生きた人びとの目を通して、私たちの
目の前に再現して見せてくれることである」。『児童文学の旅』のp149。
■2017年08月13日 ポター、ファージョン、石井桃子
「(ポターは)イギリスの風土からうけたものを克明に写し取り、きびし
く組み立てて幼児のための絵物語をつくった。(ファージョンは)自然の
なかにゆらめく虹のような光を紡いで流れるような物語を書いた」。石井
桃子『児童文学の旅』岩波現代文庫p253。この本が楽しくて、ピーターラ
ビットのいくつかも、「王様の納屋」も読み直した。でも私はお話の舞台
詣でに憧れない。『赤毛のアン』に耽溺した子ども時代の気ままな想像の
景色と、P.E.島の写真集を見たときのギャップがあまりに大きかったから。
■2017年08月12日 田舎道が先、本が後
2歳までと、6歳から高卒まで住んだ岐阜市内の家の周りは、よく一人で歩
き回った。土筆を摘み、れんげを摘み、クローバーの花輪を編み、よつば
を探し、ヤハズソウを矢の形にちぎり、メヒシバではかりをつくり、カヤ
ツリグサで蚊帳を吊り、バッタを捕まえ、とんぼを捕り、はさにぶら下が
って親に叱られてやめ、稲刈り後の株を「コショッ」と踏んで歩き、川を
眺め、霜柱を踏んで歩き…やらなくちゃいけないことがいっぱいあって忙
しかった。ここと小3から読んだ『赤毛のアン』が彷徨った道と混ざった。
■2017年08月11日 「えーとこ」の使い道
4-5歳の時に父が連れて行ってくれたどこかにいずみが湧いていた。短い
トンネルにこだまが棲んでいた。そこを抜けるとだむがあった。川にはつ
りばしが架かっていた。橋の先に八百津せんべいを作って売っているおみ
せやさんがあった。いずみ、こだま、だむ、つりばし、やおつせんべい、
おみせやさん…みなひらがなだった。それらを使って、2歳から「ガン見
」し続けた、バートン作、石井桃子訳『ちいさいおうち』岩波書店の、う
ねうねと続くS字型曲線の陰になったところに隠れた光景を組み立てた。
■2017年08月10日 「えーとこえーとこ縁の下」
子どもの時、父がよく散歩に連れて行ってくれた。どこいくの?どこいく
の?と私はうるさく尋ねたのだろう。父の「えーとこえーとこ縁の下」と
いう、決まり文句の答えを思い出した。縁の下なんか行くわけない。ちゃ
んと教えて欲しいのに…と不満だったのも思い出す。今思えば、父も別に
どこに連れて行こうなどという計画はなくて、ただ田舎道をあっちか、こ
っちか、どっかへ行こうということしか決めていなかったのだろうね。当
時私は4歳か5歳。父は29か30。今の私はもう、その倍も生きてしまった。
■2017年08月09日 警笛の聞きなし
 小学生だった坊のお友達が、うちに遊びに来てくれたときのこと。彼は
全国のローカル線にやたら詳しい秀才坊やで、名鉄の名古屋本線のことも、
私が幼稚園から高校卒業まで、13年間使った各務原線のことも、赤い車体
のことも知っていた。デキル坊っちゃんだわね! 
 パノラマカーの警笛音まで知っていた。それは、「ソミド|ソミド|ソ
ミソ|ドーー」(ソだけ低いのね)というのである。うむ、デキル!
 嬉しくなった私は、「岐阜の地元では、それをどんなふうに聞いてるか
は知ってる?」と尋ねてみた。さすがにそれは知らなかったので、親切な
オバサンは教えてあげたのね「どけよ|どけよ|ころす|ぞーー」。
 彼は一瞬絶句した後、あきれ顔でこう言ったものだ「岐阜の人はこれだ
から〜」。
 すんませんすんません。岐阜の人がみんなこうだというわけじゃなくて、
わしが下品なだけなんだす。あ、別にわしの発明じゃないよ。小学生がそ
う言っていたのを、「すげっ」と感心しちゃっただけなんだけどね。
 彼は弁護士になられたと聞いた。ご活躍をお祈りします。
■2017年08月08日 箱書き
毎年夏の終わりに拾って上手に乾かせた栃の実から、特大を厳選して細長
い桐箱に入れて取ってある。惜しいことに箱には「純米吟醸ナントカ」と
書かれている。ペーパーを掛けてみた(咳き込みながらね)。あら、きれ
いになったじゃないの。幅広のゴムで、蓋を留めるようにもした。おとん
に見せたら「じゃあわしが墨で『栃の実』って書いてあげよう」。高校時
代の芸術三択で書道を取っていたおとんに書いてもらう。いい感じに仕上
がった。何をするというわけではないけれど、ただ持って嬉しい栃の実。
■2017年08月07日 梨の実
梨の苗を買って植えたはいいけれど、「赤星病」という病気になって葉っ
ぱが真っ黒になって落ち、幹や葉っぱにおできみたいなのができる。花は
きれいに咲くから観賞用と思ってきた。だんだん抵抗力がついてきたのか、
昨年はゴルフボール大の実が3個なった。剥いてみると意外にも甘い。今
年は20個近くなり、半分ぐらい落ち、半分は大丈夫。新聞紙で袋をつくっ
てかけてみた。木の上に置くのはあと1週間ぐらいかな。そうしたら一気
に梨狩りをして、存分に一気食い…するには実が小さいけど楽しみです。
■2017年08月06日 お釜を放り出す
冷蔵庫の横に貼ってある黒板の隅に、24節気72候を書いている。「大暑は
もう終わったの?」「今日までかな」「次は何?酷暑?」ありうる! 立
秋だけどね。暑中見舞いがおしまいになって「残暑」に切り替えなくては
いけない境目だから、さすがに知っている。だけど実際には酷暑が続くん
だろなー。7月の終わりからずっとご飯はウッドデッキで炊いていた。こ
のごろさらに蚊がひどいので、玄関で炊いている。お釜を放り出すことで
かなり冷房効率が救われてると思うんだけど。パンも夏は焼かないなー。
おそともすき