るり子の日記


おうちがすき

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■2018年09月23日 逃げ
ラインも使ったら使ったで便利なものだからと、子どもが設定しようとし
てくれたことがあったのだけど、私が一時期持っていた(もうやめた)ス
マホも、ずっと使っているこの置きパソコンも、どうやらラインは使えな
いらしいということがわかった。お金余分に払えばできるのかもしれない
が、新しく難しいことを覚えるのも億劫で、そのままにしてある。スマホ
もラインも、ないならないで何とかなると思っているのは本人だけで、周
りの方がその穴埋めをして下さっているに違いないですね。すみません。
■2018年09月22日 棟まで別だったのにすごい
先般伺った大学の集中講義の教室にご案内頂くと学生さん1人。教室変更
のアナウンスに手違いがあった模様。先生が学生さんに「ラインで呼んで
」とおっしゃると、ほどなく皆さんどーっと。すごい! 私なら「呼んで
きますっ」と慌てて教室を飛び出し、階段にけつまづいて転ぶかなんかし
て、役に立たないどころか、人に迷惑かけそう。その場で最短時間で大勢
にこんなお知らせができるなんて。一昔前なら「あの教室の電話番号なん
だっけ」「事務室に校内放送頼んで」となるか。ところでラインてなに?
■2018年09月21日 パネルの効率は下がるが
屋根の上に太陽光発電のパネルを置いて一年が経った。一番不安だった雨
漏りは、今のところ大丈夫。私の側の決意のきっかけは、私の年金が電気
代かつかつと判ったことだった。夫はいろいろ計算して、パネルの安くな
りようと、自家発電した電気の買い取り価格との均衡で決めた。結果的に
は、ちょっと遅かったのだそう。それでも施工に200万かかって、1年で20
万ちょっと電気代が安くなったので、10年でペイできるだろうという予測
は外していない。10年後もこの家で二人で元気に暮らせていますように。
■2018年09月20日 またやられた
イラガの幼虫。高枝をたわめてイチジクを採ろうと思ったらびりびりっと。
イチジクほど虫のつかない葉っぱもないと思っていたらカミキリにやられ
た枝の生々しいところにいた模様。おとうちゃん痛いよう。とりあえずじ
ゃあじゃあ水洗いした後、ネットで対応を調べる。薬をつける前にセロテ
ープで毒針を取るんだって。貼り付けて剥がすのを繰り返す。そのあとム
ヒでいいからつけるんだって。やりました。おかげで2時間ぐらいで収ま
りました。うちのイラガ牧場、葉が落ちたらすっちょんちょんにしたる。
■2018年09月19日 週刊 DUDIKO 366
リラレンブラントポリカラー

 アメリカのシュタイナー学校で、子どもたちが使っていた24色のいろえ
んぴつ、LYRA社のレンブラントポリカラーというのがとてもよかったので、
72色のセットも買ってきて使っていたら、2本なくしてしまった。缶の蓋
の裏に番号が載っているので、今あるのと照合して、なくした2本の番号
を特定。でもバラ売りはどこにあるのかわからない。ネットで調べていた
ら、輸入元がヒットしたので、そこに尋ねてみた。
 すると1本220円+税+スマートレター180円で送って下さるそう。すぐ
お願いする。届くと「久しぶりに家族全員揃いましたね」という感じで嬉
しくなる。
 こんな小さなお買い物だったのに、いろいろとご親切に教えて下さった
ので、書いておく。

.丱蘿笋蠅あるのは、
銀座の伊東屋本店Kビル4階画材売り場。
新宿の世界堂本店2階。
お茶の水のレモン画翠本店。
△海凌П筆は、紙と、布と、木に描ける。

 知らなかったので早速やってみる。「布」のためにまず、真ん中が傷ん
で裂けてしまった、薄い空色の麻100のシーツの端っこで、袋をつくった。
だけど絵なんて、わし、よう描かんよ。模様なら描けるはずと思って、番
号順になっている色鉛筆の適当なところから順番に*を並べていく。きれ
い。きれい。これくらいにしとこうかな。使ったり、洗ったりするうちに
薄くなるのだろうけれど、その変化も楽しみだ。
 「木」にも描いてみたくて探すと、1辺21ミリのさいころ型をした、白
木のウッドビーズが3つあったので、やってみる。塗った面はつるっとし
て、でも手についてこなくて、いい感じだ。だけど、うーん、あんまりき
れいじゃない。もちろん鉛筆のせいじゃなくて、私にセンスがないせいで
すよ。またいつか、他の2つもやってみよう。次は、ペーパーかけてから
の方がいいかな。
■2018年09月18日 2階建て
エリザベス・イワノフスキーの「もりのこえほん」シリーズについて、前
にも書いたのにまた書いた。またいつか書きそうよ。絵本は何回でも読む
からね。この小さな4冊シリーズは、フィービとセルビ・ウォージントン
のせきたんや、ゆうびんや、うえきやそして『パンやのくまさん』福音館
書店の4冊の上に「2階建て」になって、出番を待っている。図書館と同じ
く、画家の姓のアイウエオ順に並べた背高絵本に挟まれて。イとウだから
近いというわけ。いい眺め。幼児絵本だけど私が楽しいから手放さない。
■2018年09月17日 いごこち
両親の家を出て、働いて稼いで、お土産持って森に帰ったイワノフスキー
『サーカスくまさん』岩波書店。アクロバットのご披露に興奮した弟妹が
はしゃぎすぎで叱られる羽目になり、おにいちゃんの居心地がちょっとわ
るくなって、もう帰るね、というところが切なく、でもほんとだなと思う。
町に帰るとサーカスのお客さん、つまり人間の子どもたちが「おかえり!
」と歓迎してくれるのだ。何をしてもしなくても否応なく時は移り、自分
も変わり「変わらないものは何もない」を実感する寂しさと頼もしさと。
■2018年09月16日 カワラマツバ
スギナかトクサのようなはかまを持ち、葉の形状はヤエムグラ似。イワノ
フスキー『もりのたんじょうびパーティー』岩波書店で、メリーゴーラン
ド役を務めるこの植物は何かしら。知りたいな。お花のランプ飾って、て
んとう虫、とんぼ、はちなどを楽しませている。セリ科の花がこんな感じ
だけど…こういった形の葉のつき方は確か「輪生(りんせい)」って言う
のよね。輪生で調べると「カワラマツバ」がぴったりの気がしてきた。お
名前判るととっても嬉しい。次からそう思って見られるというだけだけど。
■2018年09月15日 どくしん
王子さまといえば思慮深く勇猛果敢、妙齢美形で独身で、いずれ高貴な姫
君とご結婚なさるのだろうけれど、ひょっとしたら庶民の私と…ってこと
も億に一つぐらいはあるかもしれないでしょ。その可能性あってこその王
子よね。ところがイワノフスキーの『ひなげしのおうじ』(岩波書店)さ
まったら、りりしい冒険の一日を終えて帰宅すると、小さな坊やを膝に乗
せて「パパはきょう…」と語り始めるのだった。ざんねん。でも男の人っ
て結婚すると素敵になるし、父になるともっと素敵になる。それは確か。
■2018年09月14日 お似合い
イワノフスキー『あそぼう!はなのこたち』岩波書店は、その子にぴった
りの服で、いかにもその子らしい遊びに打ち興じるお花の絵本。大正時代
の保育学者、倉橋惣三が学生時代から訪ねていた保育室の雰囲気って、こ
うだったかなと思わされる。きんぽうげとぎったんばっこんするさくらそ
うは、丈の短い葉っぱのスカートからぽってりしたズロースをはみださせ、
スキーに興じるスノードロップのウエアは清楚な白と緑。すいれんはがま
の穂でボート漕ぎ。すずらんの玉は背高きのこのボーリングピンを倒す。
■2018年09月13日 大きな詰め物
毛糸編みのボールの中にはウールを入れているのだけれど、長い繊維の方
向がきれいに揃った、そのまま糸紡ぎに使えそうなふわふわを、突き固め
るようにしてボールに閉じ込めるのはもったいない。特にサイズを大きく
したとき。そこで、古布の箱を探す。ウール、カシミア、キャメル100の、
裾上げで余った布が取ってあった。捨てるか保管かは材質で決めてきた。
細長くて何に使えるかわからなかったけど、出番だよ。はさみで細長く切
って毛糸玉を作るときのように巻いていく。その上からウールをかける。
■2018年09月12日 週刊 DUDIKO 365
正多面体クラブ編物桜玉自主練詳細

 毛糸編みのボールを作りたいと思って、まず画像検索したら、たくさん
出てきた。マンションなどで階下への配慮が必要な時、静かなボールがい
いものね。作り方の動画もたくさんアップされていて、どれにしようかな
ーとわくわくした。折り紙の「桜玉」によく似た「リフ編みの桜玉」とい
うのにする。 okoni5 さんとおっしゃる、柔らかな関西弁をお話しになる
先生による。
 動画は、以下の順で説明されていた。6弁の花の連続で、平らなリフ編
みができる。5弁の花の連続で、球体になる。5弁と6弁を混ぜると、もっ
と大きな球になる。なるほど!
 リフ編みとは、「中長編み(ちゅうながあみ)3目の玉編み」1つを1つ
の辺として、ビーズで正多面体スケルトンをつくるときと同じ作業をして
いくことと理解した。まずは平らに編んでみるとわかるんだろうなーと思
いながら、桜玉を早く編みたくて仕方ないので、最初に一番小さいのを編
んでみる。花弁1つを1辺とした30辺から成る正20面体だった。
 この先、つまりもう少し大きな桜玉を、動画の先生は「底辺と上辺が5
弁の桜。側面が6弁の桜で成り立つ円柱」として仕上げておられる。私は
折り紙の桜玉と同じく、「5弁の桜を1つの面としたときの正12面体」とし
て仕上げたい。となると、角のところは6弁の桜のように見える。できた。
 そこまで編んだらやっと満足して、平面のリフ編みもやってみた。ちょ
うど欲しかった鍋つかみができた。おかげで仕組みがさらによくわかった
ので、桜玉を字だけで解説してみようと思い立った。
 その前につくり目についての補足。最初に鎖をぎゅっと締めたつくり目。
鎖を普通に編んで、花びらを入れ込む穴。「鎖1つをぎゅっと締めて押さ
える」←私はこれをしないと、穴がどんどん大きくなってしまう。次に大
きな鎖の途中までをして、これを玉編みの立ち上がり目とする。
 もう一つ、「今どこ」がわからなくなるので、5弁の花びらの花ができ
たら、そこに小さめの安全ピンまたは段数リングで印をつけていく。これ
でぐっとわかりやすくなる。
 以後、玉編みをいくつ貯めてから、糸を一気に引き抜くか、という数字
を表しています。
5弁の桜を1つの面としたときの正12面体
1段目:1,2,2,2,3。(5弁の花びらの花が一つできた)
2段目:2,2,3,2,3,2,3,2,3,3。(先ほど作った正五
角形の角のところにそれぞれ6弁の花びらの中心が来る形ができた)
3段目:3,2,4,2,4,2,4,2,4,3。(1つの正五角形を
辺で接しながら取り巻く5つの正五角形ができた)
4段目:3,4,4,4/5。(「4」のところで一つずつ、正5角形が出
来てゆく。斜線のところで詰め物を入れる。このとき花の中心は7つ。玉
編みを5つ一度にまとめる、上記「5」のときは、動画にあるように、2本
のかぎ針を使う。針のサイズが少し違っていても大丈夫。ここで正5角形
が、一度に2つできた)
5段目:5。(正5角形が1つできた)

 先生の動画の方がずっとわかりやすいけれども、この方式で一番小さい
桜玉、つまり玉編み一つを1辺とした正20面体を説明してみると、以下の
ようになる。
1段目:1,2,2,2,3。
2段目:2,3,3,3,4。
3段目:5。

 正12面体よりももう一つ大きくするときは、全体に散らばる5角形の数
は同じだが、5角形の面同士が「辺」で接するのでなく、互いに「角」で
接するようにする。つまり玉編み2片を1辺とする正三角形(小さな正三角
形4つで構成される)によって構成される正20面体をつくる。
 さらに大きくするときは、角で接するのだが、その角と角の間に玉編み
1片が挟まるようにする。つまり玉編み3片を1辺とする正三角形(小さな
正三角形9つで構成される)によって構成される正20面体をつくる。これ
は以下のように言い換えることもできる。つまり、小さな正三角形5つで
構成される正五角形12面と、6つで構成される正六角形20面で構成される
「切頂20面体」、つまりサッカーボールと同じ形をつくる。
 半球を過ぎて、増減なく6弁ばかりを編んだ後、5弁を交える減らし目の
段に取り掛かるときに、5弁の穴からの立ち上がりになり、どうしてもう
まくつながらないところが出てくる。その場合は一度糸を切って一つ戻っ
て糸をつけ直し、6弁の穴から立ち上がるようにする。
 ちょっと角が立つが、詰め物をしまえば気にならない程度だ。ウールの
かたまりから、2センチ幅ぐらいの薄いウールを引き出しながら、毛糸の
玉を作るときのように、きつく巻き付けていく。大体望みの大きさになっ
たら、フェルティングニードルで形を整えながら、落ち着かせる。
 もう一つ大きくするときは、一辺が玉編み4つで構成される正三角形、
つまり小さな正三角形が16個(=1+3+5+7)からなる、大きな正三角形
20個からなる、正20面体をつくる。
 というわけで、ただいま余り毛糸各色の各サイズにて増殖中。
■2018年09月11日 正多面体クラブ編物自主練概要
小さな孫がうちに来てくれた時のための木のブーブ(ケラー社のPKV)は、
ぷくぷくのおててから離れると大音声がする。静かなボールがいるわね。
そう思ってこまあみの編み込みでオーナメント風のを作り始めると、これ
が結構難しくて何度もやり直し。おとんに「出来上がったころは中学生」
と言われてその日のうちに仕上げた。もっと。本を探すのももどかしく、
ネットで探して、ありあわせの毛糸で作った「リフ編みの桜玉」。一番小
さいのをまず作って、あとはサッカーボールのように考えて作ってみた。
■2018年09月10日 脚立片付け
いちじくの木がカミキリムシにやられて不作続き、4年ぶりぐらいに今年
はなったのだけど、おいしさは以前バッサリ切った次の年が最高だった。
新しい枝にしか実がつかないので、どんどん背が高くなる。脚立に登って
いたらいちじくの根っ子ってすごいよ、地面をでこぼこにする。そこに
脚がかかっていたらしく、ぐらっと。思わず浮かぶ『二銭銅貨』。乱歩じ
ゃなくて黒島伝治の方ね。青空文庫にあり。教科書で読んだのだったか、
一学年上のおとんも知っている話。そういうことにならんようにせねば。
■2018年09月09日 様子見ながら深い耐熱容器で
電子レンジ製の手抜きジャムづくりが楽しい。去年の秋にりんごで作った
のが、あと少し冷凍庫に残っている。生のブルーベリーで作りたがる夫を
押しとどめて生で楽しみ、ジャムは安い冷凍で。市販のブルーベリージャ
ムより好きだって。いちじくジャムは種のプツプツが楽しい。レモン汁を
入れてかき混ぜると鮮やかな赤になってとってもきれい。私はジャムは食
べないけれど、砂糖なしのいちじくジャムは美味しいと思う。冷凍してい
たのを差し上げたら「いちじくソルベ」と命名して下さって嬉しかった。
■2018年09月08日 相槌「あい」が可愛い
浅井まかて『先生のお庭番』が面白かったので、『雲上雲下』(いずれも
徳間書店)を読む。絵本の話をする時「その本なら知ってますけど」にな
らないで、「そうそう、その本いいですよね!」とお聞きくださる手応え
ほど嬉しいものはない。今回はそれを逆から実感した。日本の昔話がたく
さん出てくるこの本は、自分になじんだ「知ってる話」が、もう一つ大き
な文脈の中で生き生きと再現されながら、まっとうな結末にすとんすとん
と落ちていくのが心地よかった。お話で育ち直る子ぎつねが可愛かった。
■2018年09月07日 唐揚げだそうですよ・・・
夫の運転する車で帰宅したら、梨の木の上の方の葉っぱが、筋だけになっ
ているのに気が付いた。自分で運転していたら気づかなかったと思う。見
上げると、毛虫だらけ。暑すぎて活動が鈍っていた虫たちが、急に元気に
なった模様。枝を払ってくれてから、どういう名前の虫か、刺すのか、毒
はあるのか調べろと言うが、そのことを考えるだけであちこち痛がゆくな
る気が。チャドクガにやられたトラウマがあるからね。調べてくれた夫が
「刺さない。毒はない。食べられるほどらしい」とのたまった。ううう。
■2018年09月06日 モンゴメリ『青い城』
『優雅…』に紹介されていた、モンゴメリ『青い城』篠崎書林の数回目を
読む。主人公の母たちの毒女ぶりに、うんざりする出だし。ここで力を矯
めるんだから必要な段階と分かっているのだけど、結構つらい。時間つぶ
しのために一人トランプを、しかも「ずる」をしながら続けることができ
るほどつまらない人物のもとに、なぜ(いざとなれば)こんなに魅力的な
女性が育ったかも、謎すぎる。反面教師? 読む楽しみと、時間を浪費し
たという残念な感じの両方残る本を読むのって結構楽しいかもしれない。
■2018年09月05日 週刊 DUDIKO 364
『優雅な読書が最高の復讐である』

 昔、子どもに教わった山崎まどかさんの新刊『優雅な読書が最高の復讐
である〜山崎まどか書評エッセイ集』DU BOOKSを読む。たのしい! この
楽しさは、読んだばかりの本『嘘みたいな本当の話』『嘘みたいな本当の
話みどり』(内田樹、高橋源一郎選、文藝春秋)に似てるなあと思った。
その人が体験した一世一代の変な話をたーくさん読むのは、読んだことの
ない本について、「ここがこんなふうに素敵」と語られるのを、にこにこ
と楽しむのに似ている。しかもこちらは、「おっ」と思ったらその本を手
に取り、追体験ができるのである。なんと贅沢。
 まどかさんの『優雅…』にあったAlexandre Tharaud(アレクサンドル
・タロー)のバッハを聞きながら(便利ねえ。すぐネットで動画を探せる
)、これを書いている。聞きながら読みは私はできない。聞きながら書き
は、できるのとできないのがあって、メールの一部や日記はできるほうに
入る。
 まどかさんの本の「フォションのティー・ルームで可愛らしいエクレア
をいただきながら、新装版の『マドモアゼル・ルウルウ』を読む」などと
いう記述で、私は彼女の「食べながら読み」が大好きと気が付いた。私も
そうだから。
 昆布だしの旨みを5、鰹だしの旨みを5として、両方合わせると、その旨
みは10でなく25になる。「相乗効果」の説明で習ったあの通りのことが、
「読む」と「食べる」で起こるのである(この説明の数字に「1」や「2」
を使えないのが残念だけど。「3」でもいいんだけど…まあ、なんでもい
いか。と書いていたらおいしいだしがほしくなって、昆布を水に漬け始め
た。水に漬けてすぐ加熱を始めるよりも、ゆっくり水出しした方がおいし
いから)。「読む」の5を最大に生かすためには、おいしいものの力を借
りたくなるのよ。そういうわけで、時折クッキーの粉などが挟まる本たち
よ、ゴメン。
 本を読んでいる人を見ているのが好き、というのもまどかさんの本にあ
った。そうなのよねー。その人のことまで好きになるしね。「一冊の本を
読むことは、一人の女と寝ることに似ている」という久世光彦の言葉も引
かれていた。そーでしょー。私などもこう見えて、経験豊富な百戦錬磨婆
と言えるのではあるまいか。
 …といういろいろを、本の後ろの方からしか引けてないのは、私の記憶
力の容量の貧弱を示します。本の始めの方も、もちろんとってもよかった
です。
■2018年09月04日 本を読む人
母の体重は38キロ。76キロの夫に「飛行機のチケット代はばあちゃんの倍
払ってね。おすもうさんからは3倍取ってね」と言っていた頃、程よい混
み具合の電車のロングシートの向かいに太った男の人が座って、両側の人
がきつそう。飛行機に限らず、乗り物料金は全部従量制にするかな、なん
て考えていた。ところが彼が鞄から取り出して読み始めたのが、清水眞砂
子先生のご本! たちまち彼がとっても素敵な人に思えて、よく見ればハ
ンサムかもしれないと思うほどになり、つい何度もチラ見してしまった。
おそともすき